プログラミング学習ですが、2020年の義務教育必修化にむけてますます期待が高まっていますね。
メリットばかりあるように強調されていますが、デメリットは無いのでしょうか。考えられるリスクをまとめてみました。
デメリット:パソコンの見過ぎで視力が悪くなる?
プログラミングを勉強することに対して最も心配されるのが、視力の低下です。
ゲームをやっているときなど、約束の時間を超えてしまうと親は注意しますが、その理由の1つが視力の悪化というのは昔から変わりません。
プログラミング学習を始めると、必然的にパソコンの液晶画面を見続ける機会が多くなります。
それによって視力への影響だけでなく、眼精疲労や肩凝りなど大人でも悩まされる不快な症状が子供にも出てしまいます。
子供は楽しいことに関しては時間を忘れてやりすぎてしまう傾向があります。適度に休憩させるなど、うまく誘導していきましょう。
楽しすぎて時間のけじめがつかなくなる?
視力だけにとどまらず、時間に対するけじめが緩くなる心配もありますね。
ゲームのやりすぎで叱る大きな理由のもう1つが、学校の勉強や外遊びなどがおろそかになってしまうからです。
小学生のうちは学校生活が仕事です。
毎日学校に行き勉強して体を動かし、教師や友達との人間関係を築く時期です。
また子供は大人と比べて行動の切り替えがうまくないうえに、プログラミング作業は性質上どうしても長い時間画面に張り付いてしまうものです。
ゲームと同様、一日のうちでプログラミング学習をする時間をきっちりと決めるなど、生活リズムを崩さないようにしたいですね。
外遊びの時間が少なくなる?
ひとたびプログラミングの世界に入り込んでしまうと、パソコンの画面の前にくぎ付けで作業をしてしまいます。
その性質が行き過ぎてしまうと外で体を動かすのが億劫になってしまいます。
この時期は成長期で体がどんどん大きくなる時です。
身長を伸ばしたり筋力や体力をつけるためには、何よりも外遊びが大切なのです。
プログラミング作業に没頭しすぎると体作りに必要な運動をおこたり、肥満など将来の生活習慣病につながりかねません。
運動系の習い事をさせる、または学校のある日だけでも外で遊ぶ時間を作るなど、意識して体を動かす習慣をつけさせましょう。
「プログラミングのデメリット」まとめ
いいことばかりのように見えるプログラミング教育にも、やり過ぎるとデメリットになる面もあります。
小学生らしい生活を基本に、他の勉強や運動などの生活リズムを親が見守ってあげることも必要でしょう。