ロジカルシンキング(プログラミング思考)というのは物事を順序立てて論理的に考え、様々な問題を解決のために必要なスキルです。
しかしこの考え方は実際にプログラミングを勉強したら身につくのか、そのメカニズムから検証してみました。
プログラミング思考のメカニズムとは
プログラミング思考、別名論理的思考やロジカルシンキングとも呼ばれています。
手順に沿って物事を論理的に考えることでアイディアを形にしたり、あらゆる問題解決を図る方法論です。
その段階には5つの能力がありますが、それぞれに定義がつけられています。
数ある物事の中から共通点を見つける抽象化、その論理を理解し分解する能力、知り得た理論を1つずつ順序立てて考える力、細かく分析する能力。
そして最終段階として、誰にも伝わりやすく一般化する力、このような一連の能力に沿って考えていく流れのことを言います。
ロボットを動かす、3Dアートを表現するなどそれぞれの動作がプログラミングの順序に則ってなされています。
そのように考えれば、学習していく中で自然と身についてくるものかもしれません。
プログラミングを勉強すると論理的思考が身につくって本当?弁護士の先生に聞いてきました。
ロジカルシンキングのメリットとは?
ロジカルシンキングを身につけると、あらゆる問題を順序立てて落ち着いて考えることができます。
子供のうちからこの考え方と行動様式を身につけるのは、自ら考え判断して動く、これから生きていくための能力を養うのにもつながります。
また物事を冷静かつ的確に処理する能力が出ると信頼されることが多くなり、人間関係も円滑にすすめられる効果も期待されます。
経営者や起業家などが成功するために最も必要な能力の1つとしても言われています。
論理的な思考力を身に付けるコツ
プログラミングを学習することで考え方まで変わるかどうかは、子供の持っている性格や行動パターンによるため、一概に効果があるとは限りません。
しかし日常生活の中でも、ロジカルシンキング(プログラミング思考)を身につけることは可能です。
そのためには親が論理的思考を理解し、子どもの持つ特性も見ながらできるだけロジカルに考えられるよう促してみましょう。
たとえば料理などはまさにレシピという手順によって1つのメニューが出来上がりますね。他にも工作やスポーツなどからも学べるロジカルシンキングはたくさんあります。
ロジカルシンキングにはメリットが多く、子供自身のためにもなります。
その近道としてプログラミング学習も1つの手段になりますが、勉強だけでなく日常生活や遊びの中からも見つけ出すことができるのです。