小学生の男の子の間で人気なのが子供ロボット教室とプログラミング教室です。
この2種類の教室は、カリキュラムなどに違いはあるのでしょうか。それぞれの学習内容を見て比較してみましょう。
ロボット教室では何をする?
ロボット教室で学習するのは文字通り、ロボットを作ることです。
受講の対象年齢は6歳くらいから始められ、レッスンを受ける前に組み立て用のロボットキットを購入するところがほとんどです。
その金額については、10,000円程度のものからが多く、教室やコース内容によっては60000円近くにもなり幅広いです。
受講時の年齢でカリキュラムも少しずつ異なり、低学年のうちは主にロボットそのものを制作すること、高学年になると作ったロボットを動かすためのプログラミング言語を学習していくという流れです。
ロボット教室で学ぶプログラミングとは、ロボットの動作のためのものですね。
プログラミング教室で学習できることって?
一方、プログラミング教室では、ロボット関連にとどまらず、各種のテクニカル部門などジャンルが増えます。
受講対象年齢は小学校の3年生くらいからで、事前購入するものは特にない場合もあります。
強いて言えばパソコンが必要になりますが、教室によっては無料で貸してくれるところもあります。
なおロボット教室のように発生する初期費用がない教室もあり、受講料も少し安くなる傾向があります。
難易度によっては受講年齢が低い場合は受けられる講座が限定される場合もありますが、高学年や中学生になれば大人向けの学習をすることも可能です。
ロボットやコンピューターだけにとどまらず、アニメーションや音楽、映像、ゲームなど、総合的なプログラミング学習の知識を広げられます。
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どちらがおすすめなの?
どちらの教室にもそれぞれ特徴があるため、良し悪しを比較することはできません。
一番のおすすめを言うならば、子供がやりたいことに合ったものです。
工作などモノづくりの好きな子供ならロボットを作ることに興味を持つかもしれません。またテレビゲームやアニメの好きな子供であればアニメーションや映像を学べるプログラミングが良いでしょう。
低学年のうちにロボット教室から始め、さらに幅広く知識をつけたくなったら他にも学べるプログラミング教室に変更する方法もありますね。
ロボット教室とプログラミング教室、似ているようでもカリキュラムにはそれぞれの個性があります。
どちらがおすすめかという答えは、子供がやりたいと思っているもの、楽しんでできるものを選べば間違いはありませんね。